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2012年11月22日木曜日

Vasari:WindRose

Vasariの風解析機能について紹介しましょう。
まず、風向などの設定についてです。
VasariではWindRoseという機能で風向設定します。
建設地を決めてWindRoseを立ち上げるとこのような画面がでます


上が観測点での風配図です。で、下のグラフのようなものが何かというと、季節や時間の設定ができるんです。


たとえば、夏場の解析をする場合、7月~9月になるように範囲を狭めるだけで、夏場の風のデータになります。とっても簡単ですね。


さらに、夏場の日中の風のデータはかんな感じです。

この風配図については、3Dビュー上に表示することができます。
 

とってもわかりやすいですね。

※航空写真を貼りつけたデータを保存して、再度読み込むと航空写真がうまく表示されませんでした。また、そのデータをRevit2103で読んでも、航空写真は表示されませんでした。
ま、無料ソフトですから、仕方ないことかもしれませんね。

2012年11月21日水曜日

Vasari:解析できること

昨日紹介した、航空写真のイメージを取り込める機能は、製品版のRevitにはない機能です。
Revitでは、グーグルアースとの連携で航空写真を取り込めることはできるんですが、単体の機能として、こういったことができることはありがたいですね。Revitに欲しい機能です。


上図では、太陽の位置を表示して、指定した時間での影の出方を確認してみました。
さて、このVasariでどんなことができるか?なんですが大きく3つの機能があるようです。


ひとつはエネルギー解析。簡単にエネルギー使用量やCO2の排出量が計算できます。


次に、Climate解析ですが、気象解析とでもや訳すのでしょうか?この中身は風の解析です。
Wind Tunnelとは風洞という意味のようです。風洞実験のようなイメージなんでしょう。
ここでの風の解析ってどんなことができるのかは、後日説明したいと思います。


最後に、太陽光の解析です。日照エネルギーの解析とかができるようです。
このなかで風解析と太陽光解析については、Ecotectという、エネルギー解析ソフトの機能を受け継いでいるようです。

Vasariの環境解析機能はEcotectの進化版ということでしょうか?であれば期待できそうですね。

これらの機能がきちんと使えれば素晴らしいんですが、個人的にはまだまだ実務的には問題もあると思います。そのあたりも書いてゆければと思っています。



2012年11月20日火曜日

Vasari:気象データの設定など

もうちょっと、Vasariについての説明をしましょう。

Vasariの建設場所の設定は、住所を入れるだけで、地図上に表示されます。
これはRevitと一緒ですね。


赤い家のマークのピンが指定した住所の場所なんですが、その廻りに青いピンが立っています。そのオレンジのピンが、環境設定における観測点のようです。


ちょうど大阪城公園のあたりに観測点があるようです。
ただし、これはアメダスのデータではないようです。かなり細かく観測点があるようですが、この気象データはどんなものかは一回調べておく必要がありそうですね。


ここで、インポートサイトイメージって機能を使ってみます。


そうすると、航空写真がモデルに取り込まれます。


太陽光の設定をして時間を設定すると、影が表示されます。時間によって全体的な明るさも変わるってのがリアルですね。

こういった形で、気象データの設定ができます。
さて、これでどんな環境解析ができるのでしょうか?
もうすこし、Vasari関係の説明をしておきたいと思います。

2012年11月19日月曜日

Vasari:単位系の変換など

Vasari を起動して、少し違和感があったのは、単位系がインチ系になっていたことだったみたいです。どうやったらメートル系になるんだろうかなって思いました。


そもそもこれでは使えませんね(笑)


ファイルのオプションからファイルロケーションのVasariテンプレートをUs Metricのフォルダに入っているテンプレートに変えて、再起動すればいいみたいです。


これで、メートル系の単位になりました。ちょっと落ち着きますね。
ちなみに、あたりまえなのかもしれませんが、インチ系をImperialで、メートル系のことをMetricって言うみたいです。

今回は単位系の変更だけで、話が終わってしまいました(笑)

Vasari:Vasariについて 2

Vsariって日本ではあんまり知られていないみたいですが、フリーのソフトとしては結構すごいと思うんです。アメリカでは大学教育にも使われていました。アメリカでのセミナーで紹介あったんですが、建設地に合わせて、環境検討を含めた企画設計を行うっていう流れをVsariで行うことで、建物デザインや環境について学ぶってことです

私も実はあんまり使ってはいないんですが、このブログで紹介しながらVasariを見直してみたいと思います。



まず、Vasariについてなんですが、上図にように、Revitのデータを読み込むことができます。英語になりますが、きちんとRevitと同じような操作をすることが可能です。



こんな風にレンダリングすることも可能で、その画像は保存できるし、プロジェクトも保存できます。
マテリアルの設定などもできます。


壁を作ったり窓を入れたり、図面化したりというようなことはできませんが、部分的にはRevitと同じような機能があります。用途をしぼったRevitの機能限定版といってもいいでしょう。
逆にVasariしかできない機能もあります。

これをどうやって使うかってことですが、その使い方自体が日本の設計手法ととはちょっと違うように思います。「マスによる概念設計」らしいんですが、この言葉自体なじみがないですね。
このあたりも考えてみましょう。

風解析:ポストプロセス

風解析の結果を可視化してみましょう。


 風にはいろんな特性があるようで、剥離流とか、吹きおろしとか谷間風とかが発生します。
「ビル風」で調べると、ウィキペディアに少し書いてあるので、参考になるでしょう。
ある程度風の特性がわからないと、可視化してもどう判断してよいのかわからないということになります。多少は風についての知識も必要になるでしょう。

 さて、上図ですが、風向きによって、街並みに入り込む風の流れがまったく違ってきます。道路にそって風が流れてゆき、道路も風の通り道なんだなと思いました。


 断面でみると、複雑な風の流れを可視化することができます。
新築の建物が建った場合の影響については、建物が建つ前と建ったあとの解析を行い、風の流れがどう変わったかということで、判断することになります。

このように、風の解析を行うためには、基本的な基礎知識とある程度のCFDの知識の習得が必要であると思います。確かに、解析結果が可視化されてとてもよくわかりますが、この結果がどういう意味を持つのかをきちんと判断できることが重要だということなのです。



2012年11月16日金曜日

Vasari:Vasariについて

ポストプロセスについてお話する前に、Vasariについて少しお話します。
ところで、その「Vasari」ってみなさん、ご存じでしょうか?


このソフト、Autodeskから出されているフリーのソフトなんですが、なかなかすごいものだとは思っています。環境解析もいろいろできるので、このブログでもご紹介してゆこうとは思っています。

ただ、正直すこし残念な部分もあります。
せっかくいろんなことができるのに、日本向けではないことです。

ところで、環境解析について、何ができるか?ってことですが、ヘルプの説明をWEB翻訳したものを下記に載せます。


一発翻訳ですから、かなりいい加減な日本語ですみません。

でも、かなりいろんなことができることがわかると思います。
これが実務的に活用できると、素晴らしいんですが、私としてはいろいろと問題点もあると思っています
これが実務活用できるようになることを、切に願ってますので、この内容もブログで書いてみたいと思います。

ま、私の気分次第で、いろんなソフトについて書き散らしますが、ご勘弁願いますね(笑)