各部位の設定について考えてみますが、各部位の項目について細かい資料が見当たりません。
RUGの資料にユーザーガイドから引用とありますが、どこなのかな?
一度みたことはあるんですが
とりあえず、RUGの資料を見てみましょう。
設定された部位はこういった表になっています。
そこで、今、いろいろ調べたんですが、Revit2013のヘルプには載っていなくて、Revit2012のヘルプには載っているようです。なんでしょうね。
このあたりはとっても重要だと思うんです。
たとえば、外壁や屋根の仕様を変更したときに、どのような、影響があるかを検討したいですね。
Revit2012の資料をみてみましょう。
熱容量の単位が、あまり、みたことのないようなものになっています。
どうやら、SI単位ではないようで、SI単位にしようとすると、上図のように、計算しなければならないようです。
熱容量は4、5、22、23しかないみたいで、ここで部位の熱的な性能が決まるように思います。
できれば、CASBEEエクステンションでの部位の設定のように、部位の構成要素で熱的な特性が決まるようになってほしいなと思います。
上図のような感じですね
だけど、このVasariによる総合エネルギー評価というのは、細かい設定をせずに、大体断熱性能が高そうか、低そうかぐらいの設定だけで、ざっくり評価をしようってものなんでしょうね。
だから、お客様への説明資料としては使えなくて、建物の形状を決めるときに、だいたいどんな形だったらエネルギー特性がよさそうかを、いろんな形状を比較しながら、検討するというもんなのでしょう。
という、使い方に限定されるなら、設計者としては使う範囲がかなり限られると言わざるをえません。
せめて、建物の仕様は明確になって、その仕様でのエネルギー評価はどうなのかを見てみたいと思います。
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