もう少し部位設定について考えてみましょう。
Vasariの方のヘルプを見てみました。
そうしたら、SI単位の数値も出ていました。
このR-valueというものの単位を見てみるとW/(㎡・K)となっていて、どこやらこれが熱貫流率のようです。
外壁における、熱貫流率の数値を挙げてみます。
0,29 0.49 1.38 1.73 1.91 2.58 2.91 3.05 4.47
の9種類となっています。
たとえば、ALCの100だと熱還流率は 1.346となり、1.38あたりの数値を使えばいいでしょう。
150だと、0.964で0.49だと小さすぎ、1.38だと100と同じということになってしまいます。
また、コンクリート150だと、3.821で、これも迷います。
という感じで自分で熱貫流率を計算して、近い数値のものを選んで大体の計算をさせるということになると思います。
ちょっと面倒な手順ですが、仕方ないですね。
RUGでの計算は、IP単位の11という外壁ですので、SI単位だと熱還流率1.91というものを使っているようです。
ALC50だと2.229ですから、ALCだと60ミリぐらいの厚みとなるでしょう。
※熱貫流率の計算はRevitのCASBEEエクステンションで行っています。
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