風にはいろんな特性があるようで、剥離流とか、吹きおろしとか谷間風とかが発生します。
「ビル風」で調べると、ウィキペディアに少し書いてあるので、参考になるでしょう。
ある程度風の特性がわからないと、可視化してもどう判断してよいのかわからないということになります。多少は風についての知識も必要になるでしょう。
さて、上図ですが、風向きによって、街並みに入り込む風の流れがまったく違ってきます。道路にそって風が流れてゆき、道路も風の通り道なんだなと思いました。
断面でみると、複雑な風の流れを可視化することができます。
新築の建物が建った場合の影響については、建物が建つ前と建ったあとの解析を行い、風の流れがどう変わったかということで、判断することになります。
このように、風の解析を行うためには、基本的な基礎知識とある程度のCFDの知識の習得が必要であると思います。確かに、解析結果が可視化されてとてもよくわかりますが、この結果がどういう意味を持つのかをきちんと判断できることが重要だということなのです。
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